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【第16回公演】インタビュー11 吉永佳奈(高2)

吉永 佳奈(ニックネーム:かな)
南大隅高校2年

☆きれいなハモリを習得、2年目の新しい最高のマナを目指す、かな!
ヒメヒコ歴:2年目
趣味・特技:ワンピースにはまってます!
幸せな時:食べてる時♪

― では「かな」ちゃんからお話を聞きたいと思います。よろしくお願いしま~す!

お願いします。

― 大隅高校だったね~、高校はどうですか?

楽しいです♪

― あと、ヒメヒコ歴が2年目になりましたね。

はい、早いですね。

― 去年はマナ役でしたね。どうですか、1年生で初めてマナ役をやってみて。

本当にプレッシャーで、ダブルキャストとかっていうのもあって、いやでも比べられちゃうじゃないですか。お客さんにも。プレッシャーもありましたし、日曜日にマナをした七海さん(第15回インタビューをご覧ください)は、1年目にやっていて・・・

― 経験者だもんね。

差があるので、そこを何とか埋めようと頑張ってました(笑)

― やってみてどうでしたか? ヒメヒコの舞台が初めてだったし、その中でマナ役という大きな役をするのも初めてだったけど・・・

やっぱり、土曜日って初公演(初日)じゃないですか。ドキドキで・・・マナの歌がヒコの歌の後じゃないですか。だから、ぜったい惹(ひ)きつけるぞっていう思いで立って、立っちゃったら楽しくなっちゃって~(笑)、めちゃ楽しかったです(笑)

― 楽しめるって、すっごい余裕だったんだね~!

(笑)

― プレッシャーがあった割には。・・・そういう子いるよね。舞台出る前まではいろんな気持ちがあるけど、舞台に立った途端パァっとその世界に入れて乗れちゃうっていうか。楽しめたなら良かったです。ほんと、マナらしいマナだだったもんね。

あ~良かったです♪

― かなちゃんらしいマナだったっと思いますけど。・・・こういうマナにしようとか、あったの?

そうですね~。去年は結構恥ずかしがってたんです。七海さんがすごい、お笑い系に走る(笑)演技だったんですね。そこまでなり切れなかったんですよ。去年は。ちょっとはふざける様子を入れないと、ヒメとの違いが出ないからと思ったんですけど、そのキャラづくりができない、殻が破れないなっと思って。でもまぁ、正統派なマナで(笑)

― 最初だしね~。2年目同じ役をもらったら、今年は変えようとか変化をつけやすいというか、キャラの中の成長っていうのがあると思うけどね。それを言えば、今年もマナ役ですね!今年はどんなマナをっていうか、今年もマナをやりたいと思ってた?

はい!やっぱり殻を破れなかったのが、一番心残りなんで。今年こそはって。

― そっか、そっか。なるほど。オーディションではそのために何かアピールしたりしましたか?

・・・なんか、こそくな手なんですけど、ふふっ、太郎さんにどういう役をやりたいっていうのを感じさせない。ことをしたくて。

― え~、どういうこと?

演技のところも歌のところも、全部ヒメをしました。でも歌については、一つだけだと思ってヒメをやったんですけど、急にオーディション当日に2つ目やってきてって言われて、それはしょうがなくマナをしました。

― え~・・・太郎さん、感づいてたりして。

えっ(笑)

― ヒメばっかりやってるけど、実はこっちじゃないの?って(笑)

うわぁ、ありそうですね(笑)

― で、今年マナになりまして、殻を破るということですが、どんなマナを目指していますか?

そうですね。1年経験して、去年読んだ台本とは一緒なんですけど、演じてみて、ここってこういう心情だったんじゃないのって、違う感じのところが出てきて、去年と違う表現ができたらなぁって。

― へ~、心情の部分が違うって感じられたんだ。それは、楽しみだなぁ。今年のマナ像みたいなのは、もう自分の中にあるのかな。

今年は、マナ、ヒメ、ノロの3人が、性格とか関係性を固めていて、3人の関係性を頑張ってる感じです。

― なるほどね~。この3人、家族だからね~。そういう考え方もあるね。その関係性が表現されるって、楽しみだな~。

― ではちょっとマナちゃんへの、あ、かなちゃんだった(笑)への質問に戻りますが、今、趣味とか興味あること、好きなこととかありますか?

あ、最近ワンピースにはまって、あはっ、アニメの。はまってます(笑)

― え~、そうなんだ~。ワンピース少し前に記念があったよね。100巻記念だったっけ。
いつから、はまったの?

夏休みに映画が始まって、お兄ちゃんが見に行きたいって言ってて、結局お兄ちゃんとは見に行けなかったんですけど、映画を見たいっていうか・・・。長くてあまり見に行く気がなかったんですけど、1話からじゃなくて、先生がインペルダウン編の話をしてて、そういう編があるんですけど、そこから見ようと思って、そこから見てたらはまってしまって(笑)で、映画も見に行って、この役知ってる~みたいな♪

― そうだったんだ。あの映画って、キャラを知ってたほうが楽しい?

知ってた方が楽しいですね~。

― 今もアニメとか見て?

見てますね~。1話から見てないので、その話を友だちにしたら、漫画を全部持ってるから貸すよって言われて、1巻から30巻まで渡されて(笑)読み切れな~い!って思いながら読んでます♪(笑)

― 読みだしたら止まらないから~(笑)それ楽しいね~。いい息抜きになるし。

― では、かなちゃんの自己PRっていうか、自分はどんな人だと思いますかっていうので、変わったりしたこととかありますか?

学校で、去年より社交的になりました。生徒会とかやってて、

― そうそう、去年、生徒会長やってるとか言ってたよね?

はい。そういうことに関しては積極的だったんですけど、人と関わるっていうか、女の子同士ではしゃべったりするんですけど、グループでそこだけのコミュニティーで話すって感じだったんですけど、2年生になっていろんな女の子たちと話したり、クラスの男子とかとも話したりして、すごい視野が広がりました。最近、学校行くのが楽しいです♪

― いろんな友達といろんなこと話せるのは、楽しいね!いろんな人のこと知れるし、話してみるとイメージが違ったりとかして。それって、ヒメヒコの影響があるのかな?

ん~、人と接することを学べたのは、ヒメヒコだと思います。周りが先輩だらけっていうのもあるし、会話術を身につけられたのは、ヒメヒコだと思います。

― 会話術ね~。それは先輩達とのおしゃべりの中で?

私は一方的にしゃべっちゃうタイプなので、「聞く」っていう能力も(必要って)(笑) ホントにパッてしゃべっちゃうんです~。人の意見を引き出すのが上手い人がいるんです。ヒメヒコの中にいっぱい。だからその人たちを見てると、こういう風に話したらスムーズにいくな~って思いました。

― 人の話を聞いたり、相手に話してもらうように引き出したりする方法があったりするんだね。それが、学校でのコミュニケーションに活かされたのかも~。

そうですね。

― いや、かなちゃん積極的だからそういうのできてると思ってたけど・・・

自分でもできてると思ってたんですよ~(笑)

― (笑)

お姉ちゃんとめっちゃ仲良くて、兄弟が仲いいので、こういう話しをしてたら
「ホントに我が強いよね!」って言われるんですよ~。「もうちょっと人の話を聞きなさい」って言われるんです。自分ではできてるつもりだったんだけど(笑)

― でも気が付いて学校でやってみて良かったね。コミュニケーションの幅を広げるっていう。お姉ちゃん、いいこと言うね☆

― じゃあ、かなちゃんの幸せな時はどんな時でしょう?

幸せな時は、ん~何ですかね、ん~・・去年なんて言ってたかな~。寝てる時とかだったかな。ん~、・・・・ご飯食べてる時。うふふふ♪

― いるよ~、そういう子も。うふふふ。

中学の時、全然ご飯食べなくて。

― え~、なんで~?

何でですかね。部活してなかったからかな。あんまりエネルギーを使わなかったのかな。ヒメヒコに入ってから、もうぶわっと食べてて、合宿の時ヤバかったです(笑)なんか常にご飯食べてました。はい。

― (笑)

登山に行った時に、ご飯を太郎さんが作ってくれたんですけど、ずっとひとりで食べてました。うふふふ(笑)

― 美味しかったんだね~。

美味しかったです♪ だから先輩たちに、カロリーおばけって言われて(笑)

― なのに太ってないね。

ヒメヒコのおかげです。ホントに。卒業してこの食欲があったら、ぶくぶく太っていきます(笑)

― それぐらい食欲が出たんだね~。へ~。いいことだ。それだけエネルギーを蓄えて・・・元気よく舞台できないといけないからね。どんどん食べて下さい(笑)食べることは生きていくことだから、それが幸せっていうのはいいことじゃないですか~。

あははは(笑)

― 登山の時とかの食事って、特に美味しいよね。

疲れた後だから、倍、美味しく感じます♪

― ヒメヒコに入って、乗り越えてきたこととか仲間のこととか、2年生になってどうですか?

去年、「シリウス」っていう曲がずっとつまずいてて、

― えっ、そうなの?

ハモリが苦手で、・・・特に「シリウス」が全然できなくて、みこさんにもいっぱい特訓してもらって、何とか公演には間に合わせたんです。実は、ヒメとマナの「すれ違う二人」っていう、(姫子先生の)告白の後に歌う歌があるんですけど、あそこの最後のサビのところにマナとヒメのハモリのところがあっったんですけど・・・ヒメのソロになっちゃって、「シリウス」とその歌はすっごい悔しくて、今度もし私がマナになったら、ハモリを絶対成功させたいって思ってて。公演が終わってからもまだ練習してて、マナになれるかも分からないのに練習して、いざマナになって、「すれ違う二人」のサビのところで、最初は、モカさんとハモリをしたのが初めてだったのでつまずいちゃって、けどだんだんできるようになってきて、コツをつかんで、まだ完成形ではないんですけど、(自分)頑張ってるな~って(笑) 「シリウス」に関しては、歌うたびに、みこさんに「できてる!」って言われて、あ、できてるんだって思って。だから、ハモリを乗り越えられたのかな~って思ってます。

― そうだったんだ~。「シリウス」はユミの後に歌うんだったよね。その後はハモってね。あの歌はメインのメロディーを歌うの?

です。

― メインだったらいけるんじゃないの? つられちゃうの?

聞いちゃうんです。あははは(笑)ニライスタジオの創太さん(第14回インタビューをご覧下さい)にも言われたんですけど、「聞かないで。かなは、聞き過ぎてつられちゃうのかもしれない」って言われて、もう聞かない!っていうつもりでいったら、いけて。

― すごーい!できるようになったんだね! 私もつられるタイプだから分かる~。聞きながら歌ってると、相手の音につられていっちゃうのよね~。

そうなんです!

― まだ何か月かあるから、ますますハモリがきれいになっていくと思うので、楽しみにしています。

― 今、ヒメヒコの仲間はどうですか?

1年生が入らなかったので、先輩になった気がしてなくて、ヒメヒコの間では後輩感が抜けなくて・・・。

― 2年生になるとちょうど真ん中になるから、みんないろいろな感じ方をしていて、それこそ創太くんなんか、「真ん中だからすごく楽だ」みたいな(笑)

うわっははは、言ってそうです~(笑)

― (笑)先輩もいるけど後輩もできたから、しっかりしないといけない、みたいに言う子もいるし

責任があるから・・・。

― 2年生になると勉強が忙しくなって、そんなことの悩みもあるし。

進路とか。

― そうそう。かなちゃんは進路の話とか進んでるの?

そうですね。一回夏休みに専門学校に・・・将来の夢が「サイバー捜査官」で、警察の中でネットの警察に行きたくて。

― え~、そうなの~!?

はい。なので、セキュリティー関係を学びたいと思って、専門学校に行こうと思っているんですけど。夏休みに1回福岡のオープンキャンパスに行って、すごいなって思ったんですけど、不安なとこもあって、静岡にもあるから、時間がある春休みとかに行ってみようかな、と思っています。

― いろんな所を見て決めたほうがいいもんね。サイバー捜査官って、かなちゃんパソコンとかセキュリティーシステムとか、そんなのが好きなの?

はい。好きで商業科に行きました。詳しくは分からずに行ったんですけど、パソコンが好きで、情報関係につきたいなって思っていたので。

― でもこれって、警察の仕事になるんだよね? 警察官の資格っていうか、そういうのがいるの?

ですね。公務員試験の中に特別採用枠っていうのがあって、そっちを受けます。

― そうなんだ。大変そうな仕事だね~。

ん~、道のりは長いかな~って。

― やりがいのある仕事だけどね。なんか意外だ~。

みんなにそう言われます(笑)

― そもそもそういう関係のことが好きっていうのがね~。試験も難しそう。

資格自体が難しいですね。

― そういう職業を見つけること自体が、おもしろいね~。どうやってその職業にたどり着いたの?

えっと、「相棒」・・・

― うわっははは「相棒」!!(笑)

「相棒」を見てて、お姉ちゃんがすごい好きで見てて、その時に青木君っていうキャラクターがいて、その人がサイバー系の仕事で、楽しそ~!!って思って。

― なるほどね~。そこからね~。楽しそうだからか~。世の中のためになる大事な仕事だしね。勉強大変そうだけど、上手くいくといいね!

はい♪

― では、公演に向けてのメッセージをお願いしたいんですけど・・・。

今年もマナを演じさせてもらって、それもダブルキャストじゃなくて土日どっちもできるんですけど、プレッシャーもあり、楽しみもあり、複雑な心境なんですけど、去年も今年もお世話になった3年生の最後の公演なので、後悔させたくないので、最高のマナで2日間演じたいです! で、今年は去年とかなり違う演出ありのおもしろい公演なので、ぜひ楽しみにしていて下さい♪

― 毎年毎年演出が変わって楽しいんだけど、今年も変わるんだね~。楽しみ~♪

演じてる方も楽しいです♪

― だよね~。では、今年のまた違ったマナをとても楽しみにしていますので、頑張って下さいね~。ありがとうございました~。

ありがとうございました~。

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