舞台開演前:多くのお客さんが、「ヒメとヒコ」を楽しみに、続々と客席へ。初めての人も毎年の人も、お客様もみんなドキドキワクワクだ。
- 開場:寒~い2月。それでも皆さん気持ちは熱く、この日のために万事繰り合わせてご来場くださった。
- 生バンドも準備着々。今年はヒメヒコメンバーの一人が、バンドの一員としてドラム演奏。かっこいいね!
11回目の公演が始まりました! 昨年は10周年という記念すべき公演でしたが、今年はその「かのや発 高校生ミュージカル」の伝統文化を受け継いで、20周年に向けての新たな一歩となるヒメヒコのスタートでした!また一つ、歴史が創られるのです。本日の公演や如何に。
開演時間間近の恒例の円陣です。引き締まった空気が漂います。でもみんなの胸のドキドキワクワクも見えています。
松永さんの激励の言葉。
「みんなで、いい舞台を創りましょう!」
「余力を残さず、出し切って。」
「そして始まったら、楽しんで。力を抜いて。」
「お客様の空気を感じて、仲間と思って味方にして。」
不安や緊張はあるけれど、舞台に出ればみんなが一つ。「結」の絆が一人一人を、恐れを知らない伸びやかな心にしてくれる。役になりきってヒメヒコの世界を創っていける。そこにお客様がいる。ただ見ているだけのお客様ではなく、一緒の世界にいるお客様のあたたかい眼差しが、演じる者を勇気づけ、会場全体が「結」の心で結ばれる・・・。
そしてみんなで、あの合言葉。
「せえのっ!」「おおすみ大好き~~~っ!!」
一人一人のメンバー、いろんなことがあったヒメヒコの1年のすべての思いと鍛錬の結果を体にも心にもいっぱい詰め込んで、今、昼公演の舞台の幕が上がりました!
舞台はもうヒメヒコの世界・・・。元の自分は自分でなくなって、どの役のメンバー達もヒメヒコの中の役に変わっていきます。今までの練習でいろんなことがあったけど、舞台に出れば、もうそこはただただヒメヒコの世界。心一つでドラマが進みます。
昔の奄美にタイムスリップしたマナ。幸せに暮らす島の民たち。ヒメとヒコの美しい出会い。大和の使者によって打ち砕かれる平和・・・。愛とは何か、平和とは何かが問われます。
昔の奄美にタイムスリップしたマナ。幸せに暮らす島の民たち。ヒメとヒコの美しい出会い。大和の使者によって打ち砕かれる平和・・・。愛とは何か、平和とは何かが問われます。
大隅隼人(おおすみはやと)として敵に挑むヒコ。島とその民を守るため、そして愛するヒメを救うため・・・。力だけに頼る傲慢(ごうまん)な戦略で、本当の平和を取り戻せるのでしょうか。
巫女であるヒメは平和の祈り、愛の祈りを捧げます。愛するヒコのため、そして島の民を守るため。愛と平和のために何をすべきかを知っているヒメは、しかしヒコの間違いを愛で包み、ヒコの命と引き換えに、島の民もまた自分たちの魂と引き換えに、愛と平和の王として生きるようヒコを救います。
舞台は現代の高校生活に戻り・・・本当に心ある人間とは、人を愛するとは、という問いに何かが見えて、若者たちの目はキラキラ輝きます。そして「結」の気持ちで、仲間と一緒に、また「おおすみ、大好き~ッ」と心の底から叫ぶのです。
- たくさんの方がご来場して下さり、メンバー達と話をしようとワイワイごった返しのロビー。
- 最初の緊張とワクワク。まずは昼公演、終わってどうだったかな?
11回目のヒメヒコの舞台、個性が光るメンバー達、最後の舞台になる子、最初で最後の舞台になる子、初めて舞台に立つ子・・・昼公演はどうでしたか?
楽しく歌って踊って、お客様とも「結」の気持ちになれたでしょうか?
その調子!夜公演も楽しみにしているよ。ちぇすとぉ~!!!きばれ、みんな!!