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【第16回公演】取材レポート 2022年9月22日「リズム!リズム!リズム! ~歌や踊りの上達レッスン~」

おぉ~、やっています!やっています! 今期も筋トレやっています!!! 久々に訪れたヒメヒコのお稽古では、早速、体力作りです。

なにせヒメヒコは体力勝負。そして筋トレや走り込みで鍛えられる精神力。インタビューの中でも、走り込みによるすごい成果を話してくれたメンバーの子がいましたよ!(詳しくはインタビューへ:近日公開)体も強くしなやかに。心も強くしなやかに。今シーズンも頑張って~!!

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今年は何と、メンバーは新人2年生さんが一人だけ入り、新1年生さんがいないという状況となっておりますが、ヒメヒコの経験者ならではの強者(つわもの)ぞろいのメンバーで本公演に臨めるというわけで。前公演では、コロナの影響で高校生以下の皆さんに本公演を観てもらえなかった悔しさがありますが、今年は若い皆さんにも見に来てもらえて、感動してもらって、ヒメヒコメンバーになりたいと思ってもらえるよう、気持ちを高めて頑張っている模様です。

さて、歌の練習が始まりました。これまでに歌ってきた「民衆の歌」「Seasons of Love」「This is Me」などに加え、今年は新たにマイケル・ジャクソンの「Man in the Mirror(マン・イン・ザ・ミラー)」が練習曲に。・・・とっても難しいと思うんですけど~(笑)それを、難なく歌っているメンバーの皆さん、素晴らしいです☆

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さてさて次は、舞台奥から何やらいろいろなものが…楽器!?ですね! 大きいものはギターとか太鼓とかありますが、箱の中には懐かしいカスタネットやタンバリンの他、見たことのないような楽器も! 

「好きな楽器選んで~」

みんな楽しそうに、これ何? これどうやって使うの? とワイワイと適当に?楽器を選んで持ち(楽器の前に座り)、それぞれの楽器の音を鳴らしながら、これから何をするんだろう?とドキドキワクワク♪

「では、皆さん、お待たせしました。年に一度のリズムトレーニングします!」
わぁ、楽しそう!!

一人一人が選んだ楽器を、太郎さんがまず一つ一つ丁寧に音を出しながら説明してくれまして。それぞれの楽器には特徴があって、こうやって音を出すんだとか、こうするとこういう音が出るとか、こういう時にこんな風にリズムを付けるとか、説明と音出しがある度に(それが本当の演奏の様に上手いので)「わぁ」とか「おぉ」っと感嘆の声が。音を出すだけでも、この盛り上がり(笑)

学校で使う楽器の他に、箱型の木製の打楽器でその上に座って叩いて音を出すカホン?とか、台湾で買ってきたという、中国の伝統的戯曲(ぎきょく)の京劇で使う北京シンバル?とか、珍しい楽器もあるある。音出すだけでも、おもしろ~い♪ まさに楽器の体験学習ですな。

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そしていよいよレッスンが。「まず基本のリズムをこれにしましょう」といって、「ターン タ・タン」。みんながそれぞれの楽器で、基本のリズムを取っていきます。

その基本のリズムに、他のいろいろなリズムを加えていくのですが、ホワイトボードに書かれたのは、下の図のようなリズム。

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「オ」は表。「ウ」は裏。そして、「オ」と言ったら「オ」のリズム、「ウ」と言ったら「ウ」のリズムというように指示に従って、リズムを変えていく(リズムを変え終わったら基本に戻る=指示を待ってる時は基本のリズムで音を鳴らし続ける)。・・・わぁ~脳トレだ~(汗)

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「もう一回、「ウ」行きます。ワン、トゥー、スリー、フォー!」ンジャ、ンジャ、ンジャ
ンジャ!!で、また基本、ジャーン・ジャジャン、ジャーン・ジャジャン・・・

いろんな楽器の音・・・、なんでこんなに楽しくなるんでしょうね~。楽器って、素晴らしい♪ ・・・ということがメインではなくて、リズム、リズム。

「ついて来れてますか?(笑)」

今度は、グループを二つに分けて、右サイドと左サイドと違うリズムで! 別グループのリズムに巻き込まれないよう、自分のリズムをキープしないとね~(汗)。

「しっかり頭で考えて~」(脳トレ、レベルアップ!)

「できてますか? じゃあ、増やしていきます。AとB」

うぉ~、脳トレのレベルが、さらに~!! 今日は脳に汗かく日だね~(笑)

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今度は、メンバーが指示を与える役をしてみますよ~!

上手く指示出せるかな? その指示でみんながリズムを合わせて、まるで小さなオーケストラ。指示するのは指揮者よ~。頑張って!

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そして今度は、楽器を変えてみよう!各自が別の楽器で挑戦ですよ~☆

みんな、違う楽器を鳴らして慣らし。リズムもそれぞれに確認し。鳴らし方、リズムの分からないところを太郎さんが教えて回ります。

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そして、合奏。「BAAオ」「BAAAオ」「AAオAAウ」わ~、リズムがどんどん増えていく!!(笑)「最後いくよ~。「AAオAAウAAB」。これみんなできるまで!」
「惜っしいなぁ。みんなで、合わせるよ~! 今日の課題です。集中して。いきます! ワン、トゥー、スリー、フォー!」

途中で、ジャンジャラジャンジャン、バラバラに(太郎さんもみんなも爆笑)

再び「いくよ~!!」・・・そして今度はみんな、完璧なまでのバッチリのリズム演奏!

「イエェェェ~!!」この達成感。「(次でリズム)終わります・・・ワン、トゥー、スリー、フォー」ジャン!!! 「OK~!!」 そしてみんなで拍手♪
なんか楽譜がなくても、いろんなリズムを組み合わせていくだけで、一つの楽曲になってますね~。

そして、学ぶことはこれで終わりません。

「これ、(リズム)が長くなった時に、いかに自分の中でテンポを刻めるか。ワン、トゥー、スリー、フォー、ファイブ、シックス、・・・タン・タン・タン・タン。みんな自分でやってみてごらん。足を、トントントントンやりながら、(楽器を)やってみる。」

「足のトントン、リズムを止めないで、手の方は楽器でいろいろなリズムをとってみる」

これ、難しいですよね~(汗)。足と手が違う動きをする遊びとかで、手足一緒に動いちゃったりするのと一緒だ。

「これ、(楽器じゃなくても)ひざで手を打つだけでもいいし。どこでもできるから。足を鳴らしながら、ひざで手でたたいて ターン・タンタン、ターン・タンタン」

「これできるようになったら、すっっごい変わるから。歌も踊りも。」

「できない時は、口で言ってみる。アッッ、アッ、アッ、オッッ、オッ、オッ、ウッッ、ウッ、ウッ、(だんだん音を大きく)(ン)タタタタタタタ、タタタタ、タカタン。口で言えないことは、手でできないんで。口が一番器用だからね。」

「それでも詰まったら、この基本のトントントントンのビートを遅くする。できるところまで、遅くしちゃう。」

「実はこれ大事なのは、ゲームっぽくやりながら、チッ、チッ、チッ、チッという一定のリズムを保ちながら、歌も歌っていく。例えば、「This is Me」の♪オ~オ・オ~オオ~♪ 実は難しいリズムやってるんだよ、みんな。♪パン、パンパ・パ~~、ワン、トゥー、スリー、フォー・・・。足と一緒に。すごく複雑なのをやってるの。これができてなかったら、歌もリズムが外れてるってことだね。」

「みんなでリズムが合ってくると、気持ちいいでしょ? はい。またやりましょう。いろんな楽器を触ってみてください。」

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楽器のリズム練習だけかと思いきや、ヒメヒコレベルアップのための、濃い~~内容の音楽感性を磨くお稽古でした。一つ一つを丁寧に学んでいくレッスンで、本公演に向けて歌や踊りが極められていくんですね~。本公演が今からすでに楽しみです♪

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