特集

【第16回公演】インタビュー12 徳永歩乃佳(高2)

徳永 歩乃佳(ニックネーム:ほのか、ほのちゃん)
鹿屋女子高校2年

☆今年はソプラノに挑戦、表現も豊かになった、ほのか!
ヒメヒコ歴:2年目
趣味・特技:「スプラトゥーン3」を友達とすること
幸せな時:友達と話してる時

― では「ほのか」ちゃんからお話を聞きたいと思います。よろしくお願いしま~す!

お願いします。

― ちょっと質問が前後するけど、去年のインタビューで、ほんわかしてるって話をしてくれたよね~。どうですか、この1年間で自分は変わりましたか?

変わりました~。

― へ~、そうですか。どんなふうに?

結構自分から行動できるようになって、頑張ってる途中です。

― へ~、そういう風にしようと思ったきっかけとかありますか?

今、1年生がいないじゃないですか。それで、3年生と2年生しかいない、来年はひっぱれる人が私達2年生しかいない、だったらしっかりしていかないとって。それで、先輩たちの技を盗んでいこうと。

― へ~、そっかそっか。今年は1年生が入らなくて残念だったよね~。

はい。先輩になれなくて。

― 来年こそは、ね。

はい、来年こそは先輩になりたいです♪ ふふふふ。

― でも今からそういう気持ちで、先輩になる準備というか

心構えが。ふふっ。

― この前練習を見てた時に、あ~ほのかちゃん、なんか元気よく、楽しそうに練習に参加してるな~って思ったんだけど、なんか変化があった?

そうですね。去年はもうホントに話せなくて・・・

― ヒメヒコのメンバーの中で?

はい。メンバーの中で話せなくて、ちょっと自分の中で押し殺してるところがあったんですけど、今は先輩達とも、昔よりは話せるようになって、自分の意見も言えるようになって、そこでたぶん変わりました。

― あ、そうだったんだね~。すごいね。やっぱり話そうと思うと、勇気がいるもんね。

いりますね。

― そういう風にして、前向きにっていうか、明るくなったていうか、そんな感じなんだね。・・・文化祭の時だったかな、「This is Me」の歌の時、ほのかちゃん、表現が豊かだったから~。

あ~。練習の時に、前に来なさい、みたいに先輩たちに言われて、前に立つんだったらそれぐらい表現力付けないと、と思って・・・頑張りました。ふふっ。

― 頑張ってたんだね!

歌を披露することがあまりないので、イベントではダンスが中心で、ちょっと新鮮でした。

― 先輩たち、それ分かってて、わざとほのかちゃんを前にしたんだろうか。

いや~、分かんないです(笑)

― でも、良かったね。結果として自分が前に出ることで、表現豊かになって。ほのかちゃんは歌とダンスとどっちが得意だったんだっけ?

歌の方が好きです。

― そっか。歌う時にそういうのが表れているのが見えたから、自分からあんなに表現ができるようになったんだな~って、嬉しかったです。

ありがとうございます!

― 今、興味あること、好きなこととか何かありますか?

今・・・最近発売されたゲームで「スプラトゥーン3」を友達とよくします。

― スプラトゥーン・・・あ、そうだ、ゲームが好きだって言ってたよね。

です。帰ってからも30分だけしよって言って、友達と遊びます。

― (ヒメヒコ)終わってから?

終わってから。お家帰って、ご飯食べて、お風呂入って、10時半ぐらいに。ちょっとだけ、ちょっとだけって。

― あ~、一日のリラックスタイムだね~。それはどんなふうにおもしろいの? 3だから、バージョンアップしてる感じ?

ですね。前作からやってて、新しく発売されたので、やってみようって感じです。友達もちょうどしてたので、そこから日課じゃないですけど、誘われたらやる、誘ったら来てくれるみたいな。

― へ~、その友達っていうのはゲームの中の友達?

いえ、学校の友達です。

― そうなんだね。今はゲーム内でも友達作って遊ぶのがあるよね。

私、そういうのは苦手で。

― あ~、そうなんだね。

ネットの人と話すのは苦手っていうか、1回話してから、また次ね、っていうのができなくて。関係もつのはちょっと怖いな~と思って。

― それはあるよね。慎重にならないと。

― じゃあ、それに関係あるかなぁ。幸せな時は、どんな時ですか?

幸せな時は、友達と話してる時。今日もあったんですけど、私が間違えて言ったことを、友達が「はぁ?」みたいな感じで、それこういうことじゃない?って、言い合いじゃないですけど、そうだっけ?って、そんな私の言ったことがおもしろかったかなぁって。爆笑されるぐらいに、友達に。

― へ~、そういう、友達との会話が楽しいってことだね!

はい。ふふふ。

― ほのかちゃん、学校のこと楽しそうだよね。それが学校に行く楽しみの一つかもしれないけど。

ですね~。

― 2年生になって、学校の勉強とかどう?大変じゃない? 2年生はよく大変って聞くけど。

大変ですね。でも、現実逃避じゃないですけど、ちょっと目をそらすときがあるかなって思います。それこそ最近、模試があって(笑)

― そうなんだ(笑)

国語が80分、英語が80分とかあって、すごい長いんですよ。英語がホントにチンプンカンプン過ぎて、記号しか埋めれない。もうわけが分からない(笑)あれ~みたいな。

― 模試は結構難しいんじゃない? レベル高いんじゃないかな~。でもそのために、勉強を前からするとか?

数学だけします。英語は、何から手を付ければいいのか・・・課題を出さないといけないのだけ出して。

― 模試とかって、期末とか見たいに範囲が決まってないよね。だから難しいと思うけど、大丈夫だよ、みんなも難しいと思ってるから(笑)

(笑)

― でも数学とかちゃんと勉強して頑張ってるじゃない。すごいすごい。

― ヒメヒコとの両立は大変だと思うけど、最初の筋トレとかはもう慣れたの?

筋トレは、もう無心でやってます。でも、やりたくないな~と思うこともあります。

― 結構きついもんね~。まぁ、同じことをみんな思ってるんじゃないかな?

うふふふ。

― 去年の公演はどうでしたか?

緊張しすぎて、ちょっとだけ失敗して・・・

― えっ?どこで?

最初のオープニングの踊りなんですけど、祝い付けで、ターンの方向を間違えちゃって、そこからパニックになっちゃって、そこから踊れな~い!みたいになっちゃって。

― そうだったんだ。

で、その後はどうだったの?ずっと、あ~って後悔してたり?

― どうしようまではなかったんですけど、ちょっとへこみました。ずっと練習したのに、何でここでって。

― そっか、そっか。そういう時もあるんだね。

あと、オープニング終わった後、すぐ教室のシーンじゃないですか。そこで早着替えができなくて、スカートはいて上着を着るまでは良かったんですけど、そこからボタンが留められなくて、留められないまま明るくなっちゃって(笑)あっ、って背中を少し見せながら、やばいやばいって。

― そうだったんだ~。いろいろあるんだね、裏話(笑)

(笑)いつもはできてるのにぃ~って。やっぱ本番になると、緊張して、思ったように動けない。

― でもちゃんと乗り切ったから偉いよね。観客からしたら、そこまで分からないし、上手に演技っぽくやるっていうのも、一つの技術だよ。すごいじゃない(笑)

ごまかしのプロです(笑)

― それもできないとね。何が起きるか分からないから。うふふ。

ホントに何が起きるか分からない。身をもって体験したので~。

― 今回は自分がそうなったけど、誰かがそうなっちゃったときに、それに合わせてフォローするとか、そんなこともできるようになるかもね。

そこも課題でやっていきます!

― じゃあ、目標とか努力してることとか、公演に向けての気持ちとか何かありますか?

今は、焦っています。

― どういう風に焦ってるの?

去年、アルトだったんですけど、ソプラノの人が卒業したり、役をもらったりして、少なくなっちゃって、アルトからソプラノに変更になっちゃったんです。それが、一から全部覚え直しで、あと3か月しないのにまだ全然できてない、どうしようっていう焦りが強い。

― あ、ソプラノが全部メロディーってわけじゃないもんね。そのパートがあるからね

ですね。しかも、ヒメヒコのソプラノってすごい高いんですよね。私の声出てるのか分からないくらい高くて、のどは動いてるけど、自分の耳で音が聞こえないみたいな。そういうのがあったりして。

― それって技術的なことだよね。

もっと早くから練習すれば良かったな~って。後悔ですね。

― でも、歌が好きだって言ってたから・・・

気持ちでカバー(笑)

― どの歌かな?

ほぼ全部ですね。教室のシーンにもあるし、あと島のシーンとかでもコーラス入ってるし、一番大事っていうか、「シリウス」が一番難しいですね。「王眠(王よ眠れ)」はまだ練習していないので、音が分からなくて。

― 「王眠」もコーラスがあるもんね。

高い音は出せるのに、少し低い音から始めちゃって、それを直してほしいです、っていうのを、かずまから言われて。

― かずま君ね!(歌が上手いんです)

直接じゃないんですけど、そう聞こえるから直したほうがいいです、みたいに言われて。「かずまプロ」なんで(笑)

― 「かずまプロ」(笑)

歌のことはかずまに。

― 「歌のお兄さん」って言われてたよ。男子の中で(笑)

(笑)わかんない時はかずまに聞いて。1聞いたことを2とか3とか返してくれるので。

― へ~、それはありがたいね~。

オーディションの時も、ここは音程があってなくても気持ちが伝わればなんとかなるよ、みたいに。結構、心強いですよ。

― ホント「歌のお兄さん」だね。ていうか、すでに「歌の先生」だよね。それはすごく助かるね~。ありがたいよね~。

課題がすぐ見つかるんで、すご~い!と思って。やっぱり同い年に一人ぐらいプロフェッショナルがいた方が、ありがたい。ふふふ。

― では、そのプロのアドバイスを聞きながら、ほのかちゃんをソプラノのプロに近づけてもらいましょう!

頑張ります!

― では公演に向けてののメッセージをお願いしま~す。

配信だけではあまり聞こえないコーラスとか、 公演に来てくれた人に注目してもらいたいです。あと、3、2年生しかいない私達だからできる、新しい変わっていくヒメヒコを楽しみにしていて下さい!

― いろいろまた変わりそうだね。

新しいシーンとかも増えてて、新しい曲も増えてて。

― また増えたんだ~! だんだん曲も増えて、さらにミュージカルらしくなってきたけど、今年もまた曲が増えたんだ~。

増えました。今その振り付けを頑張ってます。

― すごいね~。そこもソプラノで歌うんだね。

それこそ「男は強くなくっちゃ」そこみんなでハモリみたいな入ったりして・・・踊りながら歌えな~いって(笑)

― 息が切れるしね。

しかも高い音で歌うので、ハァッって。きついけど顔には出せないし。ふふふ。
今年は高校生以下も入れると思うので、中学生・高校生、ぜひ見に来てほしいです!見て、あわよくば、1年生、2年生入って下さい♪ 宣伝です!

― ほのかちゃんの宣伝、しっかり書いときます! そして入ってくれたら、「先輩面(づら)」するんだよ(笑)

はい(笑)先輩面します!ふふふふ♪

― ほのかちゃん楽しそうだから、それいいですね。

自分から楽しみます♪

― 頑張って下さい。ありがとうございました。

ありがとうございました~。

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