[ブログ] ユリに似ているアマリリス ~道端の可憐な初夏の華(はな) ~

最初ユリだと思った。道路わきの草陰からスッと長い茎を伸ばし、道路に顔を出していた。
でも花の付き方がてっぺんで二又に分かれているなんて、ユリらしくないな。茎に葉っぱもないし。つまり、ユリじゃない・・・。では、何なのか・・・思い出した! うちの庭に似てるのが咲いてたっけ。あれは確か「アマリリス」。小学校の時、音楽の時間によく歌って、リコーダーの基礎的練習もした、あの、ラリラリラリラ♪の「アマリリス」(花についての歌ではないけどね。)

調べてみると、アマリリスの中でも「リロナ」という名前の花だ。カッコ可愛い名前だな。
アマリリスの花言葉は、ギリシャ神話に出てくる少女アマリリスのお話から、「輝くほどの美しさ」「プライド(誇り)」「内気」、そして花の咲く様子から、「おしゃべり」「虚栄心」「臆病な心」とされているらしい。
アマリリスの名前はギリシャ語の騎士、馬、星という言葉の組み合わせが語源で、「馬のように大きく、星のような形」という意味だそうだ。大きくてきれいな花だもんな~。

でも、球根をはじめ、葉や花にも毒があるので、口に入れないよう要注意。自然界では「きれいなものには毒がある」のだね。それにしても、かのやの街らしく、そばには小さな赤い房のばらも寄り添って、何気ない道路に華を添えてくれるのは嬉しいことだ。来年も通ってみるべし。

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