特集

【第14回公演】取材レポート 2020年12月22日「元気いっぱいのチャレンジャー!新しい仲間たち」

今年はコロナコロナで大変な年となっていますが、今年2月の前回第13回公演はコロナが広がる前だったため、無事に開催されました。あれから緊急事態宣言などを経て、少しずつ状況が落ち着き、11月15日には、コロナ対策で短い時間だったとは言え、「鹿屋市文化祭」が行われ、久々の、というかメンバーのみんな、今年度初めての舞台に立って、いくつかの演目を披露できました! それぞれいろんな思いがあったと思いますが、とても楽しかったようで、特に1年生の新メンバーは初めての舞台で、緊張と楽しさを味わえたみたいです☆

もう年末が近づき、いよいよ本番の舞台へ向かってGO!
どうか、コロナにかかりませんように、そして無事に公演が行われますように、と切に切に願います。

**********************************

さて練習を見に行ってみると・・・おやおや、初めて見る顔がいっぱいです! 昨年度の先輩たちがどっといなくなり、1年生入ってくれたのかな~という心配をよそに、元気いっぱいの新1年生がたくさん!もちろん2年生、3年生の先輩たちも、(圧倒されつつも、そこはベテランの力量で)元気に明るく取り組んでいましたよ~☆

  • ヒメヒコ

まずは、恒例の(と言うか日課の)ストレッチです!この写真は多分ストレッチではなく、演技の振りの練習か、はたまた実は我流のストレッチ?(横にいるメンバーは、まさに正しくストレッチしてますが・笑)それにしても気合入ってますね~!

ちなみに、このストレッチの他、みんなランニングもしてるんですよ~。やはり体を鍛えるって、演じることにとても大切な事なんですね。体力や根性がないと、いい演技できないですからね~。

そして、練習が始まります。最初に聞こえてきたのは、ミュージカル「レ・ミゼラブル」の「民衆の歌」。この曲で発声練習なんて、なんて贅沢な(笑) 。昨年度も歌ってましたね~。この練習を聞いているだけで、レ・ミゼラブルの舞台が思い浮かぶほど、いい歌声ですよ!みなさん。
そして今回の練習に新たに取り入れられた曲は、ミュージカル映画「グレイテスト・ショーマン」でゴールデングローブ賞の映画主題歌賞となった「THIS IS ME」。みんな英語で歌ってる~・・・カッコイイ!この曲は今年度のヒメヒコキャストのオーディションの課題にも出されたようで、だから?みんな英語でカッコ良く歌えてる~・・・カッコイイ・・・。この曲を練習している理由を聞いてみたくなりました。

そして次はヒメヒコの劇中歌「シリウス」。多くの人に、好きな曲の一つとして挙げられる美しい歌ですが、ソロとコーラスのハーモニーが胸を打つととてもいい歌で、練習の時の歌でも胸を打たれる~。他にも劇中歌をいくつか練習している中で、今回太郎さんのアドバイスは、「歌詞の意味を分かって歌うこと」。ヒメヒコの歌詞には古い言葉が使われていたりするのですが、その意味をちゃんと分かって、知っていて歌わないと、お客さんにばれるし(笑)、感動させることはできないよ、と。一つ一つを丁寧に教えて下さる太郎さんのアドバイスに、「はい!」っと答えながら、みんな真剣にしっかり歌の練習をしていました!(私はうっとりしながら聞いてましたが。あ、歌をね。アドバイスじゃなくて)

実は、それが、先ほどの英語で歌う「THIS IS ME」を練習する意味でもあったのです☆

  • ヒメヒコ

さて、この歌の練習で、ソロではなくコーラスのみんなに、太郎さんからこんな大事なアドバイスが。
「(ソロ以外の人は)最後のコーラスだけでしょ。コーラスを待ってるだけだと、それを待ってるっていう気持ちだけしか充満してこないんで、BGMの時から、(自分の中で)歌っとかないといけないんだよ。本当は、(ソロと)おんなじ気持ちで自分のエネルギーを充填して、ためて、ためて、ためて、声を出す。歌詞を、無言のメッセージを、ちゃんと送り続けないといけない。それだけためて、やっと「あ~」って声が出てくるんだからさ、お芝居でもそうなんだけど、みんなが一緒に立っている以上は、「みんな」が何かをやり続けていないと。「みんな」がエネルギーを出し続けていないといけない。自分の順番、あとどのくらいかな、とか考えてると、楽曲の中に「もうすぐ自分の出番だなー」感が出てしまう。みんなの集中力を合わせていかないと。」
これが一つの舞台を「みんな」で創る、ということなのですね!

  • ヒメヒコ

パートに分かれて歌の練習もします!
歌の音程や強弱を確認しながら、お互いに教え合って歌に磨きをかけます♪

  • ヒメヒコ

そして、演技練習の始まりです。
ヒコが自分の愚かな行為でヒメを失くし、ノロに悔恨の気持ちを苦し紛れに話すところで、ノロはやさしく、でもきっぱりとヒコを教え諭します。
大切な場面、太郎さんからのアドバイス。
「どういう気持ちで言っているかが大事なの。ノロはどう伝えたいか、っていうこと。今のセリフは、説明なの。セリフが説明くさいの。「戦さは悲しみしか生まん」っていうのは、自分の体験なわけじゃない? いろんな戦さを経験してきて、自分も愛する人を失ったわけだし、ヒメも父親を失って、だからそこに、自分が失ったものとか後悔とかあるんだよね。そういう感情がないと、教科書を説明してるみたいになっちゃうよね。「戦さは悲しみしか生まぬ」→「A+B=C」みたいな。」
経験したことないことを自分のものにして感情を入れて演技するって、それが役者なんだな~。経験の少ない若いみんなには難しいけど、そこがお芝居の勉強なんだね☆
そして太郎さん自ら手本を見せて、感情の入れ方、その声のトーン、言い回しなど、演技も丁寧にひとつひとつ教えていました。

他のメンバーに稽古が集中している時も、周りのメンバーは学びを怠りません。

  • ヒメヒコ

場面が進むごとに、太郎さんのアドバイス。
島の民「仲間とワイワイやってる場面っていうのは、(実際のメンバーが)お互いに何かやってるんじゃなくて、もっとこっち(舞台前方や横の大きな空間)にも全体に仲間がいると考えて、見えないけど、その人と、「さぁ、力を貸してくれー」って、そっちの人(見えない仲間)とやらなきゃいけないの。どうしても見えてる仲間に頼っちゃうの。そこはハートを強くしていかないと。前に前に出て。強いハート!」
「驚くときは、(驚く演技をしようと)最初から準備してちゃダメ。演技を心配しない。」
「お芝居の中では、体をよく使うこと。自分が動いてあげる。演技のエコ要らないから(笑) アメ車みたいにいっぱい燃料を使いまくる。鳥を見る人のお芝居は、ただ見てるだけでは「鳥を見てる人」にはならないじゃない。おーっと言いながらのけぞって見るとかしないと。「見えてる」のと、「見てる」のは違うんだよ。」

セリフの言い回しや感情の入れ方、表現の仕方など一つ一つを丁寧に教えてくれるのと同時に、体当たりで指導して下さる太郎さん。師匠の演技を実際に見られるのは、より理解が深まると同時に「楽しみ」の一つでもありますね♫

白い鳥も、みんなと離れていて寂しいかもしれませんが、練習に励んでいますよ~。

  • ヒメヒコ

そしてさらに、いろんな場面のお稽古が続くのでした。

  • ヒメヒコ
  • ヒメヒコ

・・・公演まであと2カ月弱、この間の成長がまたとても楽しみです!
コロナ、インフルにかからないよう、みんな頑張ってね~☆

>> 取材レポート一覧に戻る

ヒメとヒコ公演情報