チャレンジャーたちにもいろんなことがあるのです。
その努力と親しめる人柄を知れば、あなたも勇気をもらえます!
※この記事は公演後も数か月掲載しておりますので、ごゆっくりお楽しみ下さい。
※このインタビューは、昨年秋~冬の実際のインタビューとで編集したものですのでタイムラグがあります。(学年順・ほぼインタービュー順)
※インタビュー内容はメンバーの個人的な感想です。公演ご来場の歓迎についても同様で、コロナへの対策を十分に行った上での開催を前提に話しています。
編集後記 ~インタビューから見えたもの~
ヒメヒコメンバーの皆さん、今年もインタビューありがとうございました!!
この記事は、ヒメヒコに関心をもって下さった皆様のために、公演後もしばらく掲載され、各メンバーの公演までの頑張りや夢を知ってもらって、ヒメヒコをより一層身近に感じて頂ける良い機会になるものだと思います。また、これを読んで未来のヒメヒコ達が育ってくれたり、戸惑いながら道を探している同じくらいの年の子どもたちが勇気づけられたりすることを切に願います。
毎年メンバーの皆さんのお話を聞くと、一人一人が自分に向き合って、自分の存在や生き方を真剣に考えていることに感動を覚えます。そんな今回のインタビューで見えたものは・・・。
☆切磋琢磨☆
今年は1年生が8人も入ってくれました。卒業生が多く、大丈夫かな、という心配をよそに、みんな曰(いわ)く、「ものすごい勢いのある」「すごい元気」な1年生がヒメヒコメンバーとして迎えられました。
さあ、先輩たちはタジタジだったようです。それでも、2年生も3年生のメンバーたちも、さすがベテラン、それを見て負けちゃいられないと発奮! お稽古への、そしてお芝居への熱烈な愛が燃え盛ったようでした。
そして、それは同じ学年同士でも同じこと。お互いを支え合い、時には心を開く友となり、時にはライバルになり、ただの競争ではなく、ヒメヒコの中で「切磋琢磨」してきたようでした。「切磋琢磨」とは、骨・象牙・玉・石を加工することによって、美しい宝石になるという意味です。まさに、メンバーひとりひとりが、自分を知り、自分を見つめ、友とかかわりあい、互いに高め合って、削られ磨かれて、美しい宝石になっていく。ヒメヒコの「結」は、例えばなんでもないような原石(自信を持てない自分etc.)を、美しい宝石(輝いて生きられる自分)にしてくれるのではないかと思います。
特にこの1年間、コロナ禍で始まりから互いに会って練習することがかないませんでしたが、でもだからこそ、和気あいあいとした中でも、共に一つの舞台を創り上げるための大きな集中力で、濃厚な時間を過ごせたのではないでしょうか。
舞台を創ること、演技ができること、友と一緒に時間を過ごせること、そしておおすみの文化にふれながら自分のふる里を愛せること。他にもいろいろな変化や体験があったと思います。ヒメヒコでこの1年間成長してきた自分を振り返って、その宝石の価値の高さに気付いたとき、「生きる」という大きなテーマに一歩近づけたかもしれません。
コロナ禍で公演の開催はどうなるか分かりませんが、どちらにしても、自分と友、周りの人を大切にする限り、宝石の輝きは失われないことでしょう。
今年はコロナもあり、保護者の方、ご家族の方のサポートがいつも以上に必要だったかと思います。子どもたちが宝石のようになっていくのを、見守って下さったことに心から感謝です。
どうか、キラキラ輝くみんなの成長を舞台で発揮できますように!