西郷どんinKanoya

西郷どんエピソード

西郷どん|茶室の紹介


★いつも無駄口を言わない西郷さん。怒った時は口争いではなく、刀のつばを鳴らして一歩も引かない負けん気の強さで、年長の人からも
「西郷にうっかり、掛かり合うな。あれはなかなか、やかましいぞ」
と言われたらしい。


★ある朝早く、夜明け前に食事をして出て行ったあと、弟の従道がみそ汁を飲むと、味噌が入っていませんでした。まかないのおばあさんが、みそを入れるのを忘れていたのですが、西郷さんは「これはうまい」と言って2杯も飲んだそうです。従道は、「う~ん。やっぱり、おれは兄どんにはかなわない」と、西郷さんの思いやりの心に感心したそうです。


★西郷菊次郎(愛加奈との長男)は、父の「目」について、「父の目は全体に大きい方で、黒目がちで怖い目でした。誰でも両手を畳に付けたまま頭を上げられませんでした」と言っています。大きな目をしていて威厳があったのですね。


★西郷さんが参議になった頃、他の参議はあちこちから贅沢な品を取り寄せて昼食をとっていました。参議の一人大隈重信の侍従(じじゅう)が、西郷さんの従僕に、貴公の主人の弁当はどんな弁当か、と聞いたところ、西郷さんの従僕は「そりゃ、この握(にぎ)り飯だけだよ。びっくりするなよ」と言って、風呂敷を開け、竹の皮の包みを広げると、中に入っていたのは、握りこぶし大の、味噌をこってりつけた握り飯だけでした。
まわりが贅沢になっても、質素倹約を貫いていたんですね。


★明治維新がようやく落ち着いて、武臣の中には贅沢をするものが出るようになった頃、西郷さんも、贅沢に美しい女性と仲良く遊んでいるとのうわさがあったので、聞いてみると、「うん、二人かかえたよ。しばらく待て」と言って従僕に連れてこさせたのは、なんと二匹の猟犬だったそうです。「これが、わしが近頃召しかかえた仲良しの女性だ。かわいいものよ。」と大笑いしたそうです。


★岩倉具視(ともみ)が、西郷さんの住まいを訪ねてきた時、給料はいいのにあまりにもひどい家に住んでいたので「参議という地位にふさわしい邸宅を新築されたらどうか」と勧めたそうですが、西郷さんは「これで結構。郷里の鹿児島の家はもっとひどく、馬糞(ばふん)の中に埋もれているのですから」と断ったそうです。多くの人の贅沢をまねせず、西郷さんはいつも質素倹約をし、民と同じ庶民的な生活をしていたそうです。


★西郷さんと大久保さんの仲は良く知られていますが、その大久保さんについて、西郷さんが言った言葉です。
「もし一個の家づくりに例えて言えば、自分は始めそれを築造することでは、はるかに大久保さあに勝っていると信ずる。しかし、一旦、家の建築が終わって、中の造作にかかったり、室内の装飾などやって、一家の体裁(ていさい)が、ちゃんと整備する段になると、大久保さあの方が才能があって、自分たちのごときものは、雪隠(せっちん=便所)の隅を修理するにも足りないものである。しかし、またもう一度作り直すために、ぶちこわすとなると大久保さあも乃公(だいこう=自分、おれ様)には遠く及ばない」
なるほどですね。


★明治の初めごろ、断髪令が出て男性はチョンマゲをおろしましたが、いなかではまだチョンマゲをしていました。西郷さんは坊主頭をしており、しかも色が白く太っていたので、それを見た日当山のつねというおばあさんが、西郷さんとは知らず、めずらしい坊主頭を見て「きれいな坊さんじゃ」とほめ、「寺を持っちょいやっとな」と尋ねました。答えに困った西郷さんは、「はい、桜島を持っちょいもすが」と答えたそうです。


参考文献:「西郷どんの逸話」西郷隆盛公奉賛会

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