平和への歴史を振り返る場所「鹿屋航空基地史料館」

世界の歴史に刻まれてきた、戦争と平和。その歴史を記憶にとどめ、平和について深く考えることは、現代の、そして未来の世界的平和につながります。

鹿屋には、平和の道を学べる材料がいろいろとありますが、中でも是非ご来館頂きたいのは「航空基地史料館」です。

時代を越えて平和の礎となってきた、鹿屋ならではの歴史を、「航空基地史料館」で、是非、見聞きし、心で感じ、平和への思いをいっぱいにして、これからの世界平和を考えるきっかけにして頂ければ幸いです。

平和への歴史を振り返る場所「鹿屋航空基地史料館」

「特攻隊員が一番多く出撃した鹿屋基地」
「「永遠の0」でも描かれた特攻隊出撃の場所 鹿屋」

☆小説「永遠の0」は映画化もされ、ドラマや漫画にもなり、戦争映画のジャンルの中で現代の若者たちにも広く知られています。
その小説の中に出てくる、主人公・宮部久蔵の話のモデルになった方の一人が、特攻隊員の一人「大石正則」さんだと言われています。主人公の鹿屋基地からの最後の出撃で、戦闘機を交換する場面がありますが、その話は大石さんが戦闘機を交換した実話からのようです。(小説の中では大石賢一郎少尉が宮部教官から、不具合のある戦闘機に変更させられる)ここ航空基地資料館には、その大石さんの写真があります。

鹿屋海軍航空基地からは908名、串良基地からは363名、計1216名という日本で一番多くの特攻隊員が出撃し、彼らの写真、遺書、遺品等が展示されているのです。
彼らの手紙をじっくり読み、彼らを偲んで冥福を祈ることが、彼らへのせめてもの供養となり、平和への祈りになるのではないでしょうか。

☆館内にはガイドさんがいらっしゃって、展示品についてわかりやすく説明して下さったり、質問に答えて下さったりしてくれます。気軽に声を掛けて下さい。展示物そのものの説明だけでなく、いろいろなエピソードや秘話(?)なども聞けることがあります。

☆入り口を入ると、正面にはミニシアターがあり、10分ほど戦争の歴史や特攻隊についてのフイルムを見ることができます。ナビゲーターの方の悲しく切ない実話も聞きながら、戦争と平和、命と死について、重いものを感じ、考えさせられます。

☆2Fには1機の完全な零(ゼロ)戦が展示してあります。この零戦は本物で、なんと不思議なことに、史料館の着工が間近になった平成4年の3月に錦江湾、10月に吹上浜でそれぞれ漁船の網にかかって引き上げられた2機のゼロ戦を互いに補い合い、完全な形に修復したものです。偶然とは思えない零戦の発見は、まるで、零戦に乗っていた戦闘員たちの魂が、平和のために展示を懇願しているかのようです。館内の展示物は一部を除き撮影不可ですが、この平和への執念を感じさせる零戦は撮影可です。

☆屋外には、圧巻の大型飛行艇 二式大艇が展示されています。なんと、世界で現存しているのはこの1機だけ。大変貴重な存在の飛行艇です。他にも、自衛隊の使用済み飛行機やヘリコプターなど多数展示してあり、子どもたちにも大人気の飛行機の庭になっています。

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