ヒメとヒコ

取材レポート&インタビュー

演じること ~失敗を恐れず、自分と向き合う

この日はMBCテレビ局が取材に! テレビカメラとマイクが舞台袖で、練習の準備をするメンバー達に向けられていました。こちらは、合宿から帰ってきたみんなに会ってから、年をまたいで初めての取材。「元気だった?」「今年もよろしく」と笑顔で話しかけるも、・・・いつもと何かが違う・・・。心の中は(汗)。何だかみんな、とってもシビアというか冷めてるというか、あまり話したがらず、目を合わせたがらず・・・。どうしたの~?っと思いつつ、それでも「調子どう?」「合宿で何か変わった?」とか聞いているうちに・・・。ある子が教えてくれました。「後半の台本2日前にもらったばかりなんですよ。」!!!なるほど! だからさっきの子もあの子も「頭がパンクしそう!」「恐れと不安でいっぱい」と言っていたんだね。今日はTV取材もあるし、いつもよりそっと、遠くから取材・応援しよう。

そんな中、あるメンバーが、本公演まであと17日って教えてくれました。そして、「それが終わったらみんなともお別れ」と。・・・胸がズキリ。でも、だからこそ、みんなと心を合わせて歩んでいける。「結(ゆい)」の気持ちで演技に臨める。そこに向かって思いを一つにつき進める。そんな強い気持ちが伝わりました。

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練習が始まり、みんなの演技が少し不安そう。でもその不安を何とか抑え、セリフも歌も精いっぱいやっている感じがします。そんな中、松永さんの檄(げき)が飛びます。
「失敗を恐れない」
「うまくなってから出すのではなく、タイミング合わなくて失敗してから修正していく」
「ミスすることから積み重ねていく」
「今ここで合格点取らなきゃいけないと思わない。本番に向かって成功させるのだから」
「一回で芝居終わっちゃうんだよ。声出せば伝わる。自分の演技のまま、そこに入っていく」

それでも、完璧に歌えなくて、伝わるかどうか自信がないという子には、「完璧に歌えたからって演技に集中できるわけじゃない。歌えないから演技できないではいけない。怖いけど、そこに気持ちを持っていく。そんなもんだって受け入れないと。」と気持ちの持ち方をアドバイス。ソロの歌の場面では、「ゆっくり自分が気持ちよく歌って。みんな合わせてくれるから」と、自分を解放して伸び伸びと歌うように、と。そして、舞台の前半後半での気持ちの切り替えは、「お客さんがびっくりするぐらい、全身全霊でひっくり返さないと」と。

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大切なのは、自分と向き合うこと。「どうやるのか、自分で考えてみて」と自分と演技を向かい合わせる。そして、「少し自分の演技を考えてごらん。一人で練習してごらん」と自分と向き合う時間もつくる。

最後にも「演技と自分」について、プロの演出家松永さんから、たくさんの大切なメッセージが聞けました。舞台役者に限らず、何かの目標に向かうとき、チャレンジするときに、励みとなる言葉です。

「自分の抑えているものを外して。もっと失敗していかないと!ここで堂々と失敗してほしいです。腹くくって、ここで笑われて恥かかないと」
「勇敢に挑戦すると気持ちいいです。」
「この舞台は芸術の一つ。自分で苦しんで生み出していかないと。言われるのを待っていてはいけない。」
「演劇というのは、もがいて、苦しんで、探して、体使って、生み出していくこと」

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恐れや不安を受け入れて、自分をもっと開放して、恥を忍んで、苦しみながら、自分から生み出していく。それが演じるということ。それが演劇という芸術を生み出すこと。

ヒメヒコのみんな、素晴らしい舞台芸術を楽しみにしています。君たちならできる! そうだ、挑め!自分に!

番外編【ヒメヒコメンバー 合宿前と合宿後】

昨年12月26日から30日まで恒例のヒメヒコメンバーの合宿がありました。
「サバイバル合宿」とも呼ばれる山中での合宿、この合宿を経験すると、またみんな大きく成長するのだそうです。合宿中いろいろなことがあったようで、機会があれば後日談を載せたいとも思っていますが、とりあえず、合宿前と合宿後のみんなのひとことをご紹介します!

合宿前のみんな!

「楽しみで~す!」
「頑張ってきま~す!」
「生き残れるといいけど・・・」
「防寒だけはしっかりしてきました!」

合宿後のみんな!

みんなが合宿を終えて、帰ってきました!
日常生活とのギャップに、あるいは自然との共存に戸惑ったようですが・・・。
でも楽しいこともたくさんあって、いろんな経験をして、心は元気いっぱいになって帰ってきたみたいです。

では感想を一言!「どんな合宿でしたか?」

「寒さと眠さの戦い」
「すべてが初めての経験」
「ギュッとした濃厚な時間」
「ライフライン無しのつらさ」
「朝、川の水で顔洗って・・・しもやけできた」
「学校で学べないこと」
「火のつかないキャンプ」
「きずなが深まったキャンプ」
「夜中まで稽古したキャンプ」
「何だろう・・・・・・(あまりにも複雑な心境で何と言っていいかわからない)」
(メンバーの一人がみんなにお守りを作ってくれて持っていきました)
「このお守りに守られて、サバイバルできました!」

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