取材レポート&インタビュー

新たなるヒメヒコの誕生!
キャストが決まり、ついに10番目の新たなるヒメヒコが誕生しました! それぞれが自身の胸に役を刻み、各パートの練習が始まって、10年目の本番に向け、いよいよ新しいヒメヒコの成長の始まりです。
この日は役毎に分かれ、アンサンブルの歌と踊り、ヤマトの使者の場面、ヒメ、ヒコ、奄美の王、白い鳥など、それぞれが自分のパートの練習に励みます。
「この歌はもともとセリフなんです。重要なことを歌っているので、歌詞がお客さんにわかるように」と、歌の場面で松永さんがアドバイス。みんながそういう気持ちをひとつにすることで、お客様にも、歌詞の一つ一つの意味をじっくり味わってもらえます。
セリフや動きなど、台本を見ての繰り返し、繰り返しの練習。本当に何度も何度も。その度、松永さんも自ら演技して見せます。覚えられなくて途中で止まることがあっても、着実に役を自分のものにしようと、みんな真剣。ヒメヒコの世界に足を踏み入れた、いえ、ヒメヒコの世界を歩き始めた、という感じでしょうか。そこにはサポートしてくれる先輩もいて、一緒にアドバイスしてくれるのも頼もしい。
毎年大人気のヤマトの使者の登場場面では、演奏の方達も一緒に、舞台が面白くなるよう、いろんなアイデアで曲や演出を試みます。松永さんが試行錯誤しながら迫真の演技を見せつつ、「音は合わせられる(即興できる)から、思いっきり演じて!やりすぎるぐらい演じていいよ!」とげきを飛ばします。本人たちも、すっごい楽しいといいながら、でもどんなふうに演じたら良いのがしばし考え・・・。こうしてまた、思いがけない新たな物語が生まれます。
ヤマトの使者は、毎年個性的。さて、今年はどんなヤマトの使者がやって来るのでしょうか。見どころの一つです!
今年のヒメヒコは「原点回帰」。とはいえ、演出は案外変化にとんだ新しいものになるのかもしれません。2月の本公演で、新たなるヒメヒコはどんな姿・歌・踊りを見せてくれるのでしょうか。その時には、お客さんを、楽しくすてきな感動のヒメヒコの世界に連れて行ってくれることでしょう。
「自分たちが楽しければ、お客さんも楽しくなる」。本公演に向けての新しい道、みんなしっかり、踏みしめて歩いています!
番外編【鹿屋市文化祭に出演!】
去る10月29日(土)、鹿屋市文化祭の一環で、文化祭の始まりを飾るプログラムとして、ヒメヒコが出演しました!
豊年節やヤマトの使者がやって来た場面など、文化祭の盛り上げ役として日頃の練習の成果を披露。お客様から「わ~っ、すごい!」と大きな拍手をもらいました。各種イベントにも多数出演。2月の本公演に向かって、いろいろな経験を積んでいます。皆様にもイベントなどで身近にお会いできればうれしいです。是非見に来て下さいね!