ヒメとヒコ

取材レポート&インタビュー

あたたかい眼差しと絆

ホールに入ると、舞台には歌の練習をするいつものメンバーの姿。そして、控えの部屋のスペースからは、男の子たちの立ち回りの練習の声。舞台手前には、演出家の松永さんはもちろんのこと、大人たちが数人。音楽監督の田口さん、ベース担当の上谷さん、OBで演出助手の先輩、昨年まで現役のOG先輩・・・。

最初の歌の練習では、音楽監督の田口さんから歌い方の指導を受けていたメンバー。優しく温かい指導。メンバーの気持ちも温かくなる。温かい歌が生まれる。観客の皆様に温かさが伝わる・・・。

松永さん流でしょうか。松永さんは、歌を、演技を、一つ一つ丁寧に、やさしく語りかけるように、でもしっかりと伝えます。冗談も交えながら。みんなが楽しい気持ちで舞台に溶け込める雰囲気の中で、メンバーの心に良い意味での余裕ができ、一つ一つの言葉や演技をしっかり考え、習得し、そして心が入ります。ほんの少しの変化を積み重ね、完成へと向かっていく。そんな練習でのメンバーたちの姿に、すでに感動を覚えます。

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では、この日の指導語録を少しご紹介。
「歌い出しを躊躇しない。奄美の人は歌い出しを躊躇しないですよ。周りに合わせないっていうのかな・・・(笑)」
「(歌を歌いながら歩み寄る場面)それぞれみんな違った動きでいいけど、歌がそろって心が一つになっていく感じ」
「優しく、他人に尽くす、私達はあなたに力を貸すよという気持ちで」
「未来を考えて。歌詞をしっかりかみしめて、声を出す。声で気持ちを伝える」
「広く見て、視線が落ちないように。」
「倒れるときも、顔は残して。幸せな気持ちを残して倒れる。」

そして更にOB、OGの先輩たちがいて、演技のアドバイスをしたり、舞台のお手伝いをしたり、練習の成果をほめて励ましたり・・・。真剣な中にも和やかさのあるヒメヒコの舞台練習風景。メンバー達がアドバイスをしっかり受け止めて、何度も何度もやり直し、練習途中でさえも、その歌に、演技に、見ている者は引き込まれて、思いが一つになっていきます。

ところで、立ち回りの練習では・・・。 プロの指導者の方からびしびしと、しっかりと教わっていました(汗)・・・。それも舞台に上がるものとしては貴重で大切な練習です。

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練習も終わろうとする夜遅く、ふと振り向くと、10名程の観客が!にこやかに、でも食い入るように舞台を見ています。・・・保護者の皆さんと分かり、帰り際声を掛けました。「ヒメヒコの大ファンで、いつも応援しているんですよ。みんな頑張っていらっしゃいますね!」「ありがとうございます。子ども達をよろしくお願いします」丁寧な心からのお願いに、胸がジーンと熱くなりました。

温かい眼差しで見守る人達がいる。一つの輝くものを、同じ思いでつくるために、みんなが絆で結ばれている。そこに「結」がある・・・。今日も伸び伸びと、心一つにヒメヒコのメンバーが育っています。

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