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レースレポート

6 Giorni delle Rose 2016(セイ・ジョルニ・デッレ・ローゼ2016)

7月19~21日にイタリア国 エミリア・ロマーニャ州ピアチェンツァ県フィオレンツォーラ・ダルダで開催されました、「6 Giorni delle Rose 2016」の結果とレース内容を報告させて頂きます。

  • 大会名
    6 Giorni delle Rose 2016(セイ・ジョルニ・デッレ・ローゼ2016)
  • 開催地
    イタリア国 エミリア・ロマーニャ州ピアチェンツァ県フィオレンツォーラ・ダルダ
    Velodromo Attilio Pavesi
  • 開催期間
    2016年7月18日(月)~23日(土)
  • 出場選手
    上野みなみ
  • 結果
    上野 : 女子エリート オムニアム 6位
    上野 : 女子エリートポイントレース 17位
    上野 : 女子エリートスクラッチ 13位

レースレポート

シエルブルー鹿屋として初の海外レースとなるこの大会はイタリアで開催される国際レースとして世界の名だたる選手が出場するレベルの高いレースです。男子選手ではElia Viviani(Team sky・リオ五輪男子オムニアムイタリア代表)などが出場し、大会を盛り上げておりました。また国際大会ながら間には小学生レースや中学生レースなどもあり、イタリアでの自転車競技が文化となっていることを垣間見ることができました。

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    photo by 6 Giorni delle Rose 2016:ちびっこももちろん本格的です!

今回の最大の課題目標はオムニアムで10位以内に入り、UCIポイントを獲得することでした。6 Giorni delle Rose 2016に出場する前は150ptを獲得しておりましたが、ワールドカップに出場する為には最低でも250ptの得点が必要になります。なので是が非でも100pt以上(順位でいうと10位以内)の獲得を目指しスタートしました。

オムニアム

1種目目:スクラッチ 10㎞ (25周) 結果7位
レースは10km25周回で行われ、序盤から積極的にアタックが繰り返されて半分を過ぎたあたりからLUCIE(CZE)が単独で逃げを決め、メイン集団と約200m差を維持しながら進められていきました。最終周回に集団がペースアップし、LUCIE(CZE)を追走したものの追いつくことができず逃げ切りに成功。上野は集団スプリントで6位に入り、総合7位でスタートしました。

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    photo by 6 Giorni delle Rose 2016:36℃を超える気温。スタート前に体を冷やす。

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    photo by 6 Giorni delle Rose 2016:スクラッチゴール。

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    photo by 6 Giorni delle Rose 2016:レース後の上野。

2種目目:3㎞個人追い抜き 結果 3’58″082 4位
屋外コンクリートバンクのVelodromo Attilio Pavesiでのタイムトライアル系種目は伊豆ベロドロームなどの屋内木製走路とは違い向かい風などの気象要因も大きくレース結果に影響を及ぼします。そんな中、上野は10組目バックスタートで勢いよくスタートしていきました。最初の1周目は35秒台(41㎞/h)で入る予定が36秒前半(39.7㎞/h)のタイムに。しかし2周目からは30秒前半(48㎞/h)で順調に周回を重ねていき、ゴールは3’58″082(45,378km/h)で走りぬき全体の4位でフィニッシュしました。この種目の1位はKULLMER LISA(GER)で3’54″475(46,055km/h)でした。

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    photo by 6 Giorni delle Rose 2016:ピットに戻りレース内容を振り返る。

3種目目:エリミネーション 結果 16位
エリミネーションは毎周回の最後尾を走る選手がレースから除外されていく種目で、いかにパワーを使わずに集団に残ることができるかという駆け引きの種目です。ジャパントラックカップなどのレースでも課題となっていたので、緊張した面持ちでスタート位置につきました。序盤は順調にレースを進めていましたが、残り15周回時に集団の中側に入りレースを展開使用としたところ、後ろから追い上げられて除外。パワーを全く使うことなくレースを終え、本人としてもかなり悔しさの残るレース展開となり1日目のレーススケジュールを終えました。

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    photo by 6 Giorni delle Rose 2016:レース後はナショナルチームの奥隅マッサーの施術を受ける。

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    photo by 6 Giorni delle Rose 2016:バイクはスペアも含めて2台体制。

4種目目:500mTT 結果11位
2日目の第1種目である500mTTはオムニアムの中では短距離種目になっており、上野にとっては苦手な種目で課題になっています。そんな中、屋外走路ではなかなかの好タイムの39”535(45,529km/h)でゴールして11位となりました。1位の選手はBARBIERI RACHELE (ITA)でタイムは37”708(47,735㎞/h)で唯一の37秒台を刻み、地元選手としての意地を見せつけました。

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    日本ではゴール位置での距離調整だがイタリアではスタート位置で調整。

5種目目:フライングラップ 結果7位
短距離種目2種目目のフライングラップ。全2周回のうちのラスト1周のタイムを計測するこの種目は、いかにスピードを上手く乗せて最高速を維持しながら1周を走り抜けることができるかがポイントです。上野は全体の7位である25″906(55,589km/h)でフィニッシュ。5種目を終えた時点での総合順位も6位で最終種目であるポイントレースに臨みます。

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    photo by 6 Giorni delle Rose 2016:この日も36℃を超える暑さに選手は苦しめられた。

6種目目:ポイントレース 24㎞ (60laps・12sprint) 結果6位
これまでの上野の獲得したポイントは合計で120ptで暫定6位となっているが、同ポイントの選手が3名、2点差の選手が2名、4点差の選手が1名と1度のポイント周回で簡単に順位が入れ替わってしまうほど大混戦となっています。そんな中、序盤から積極的にポイントを取りに行った上野は2回目のポイント周回で5点を獲得し、単独6位に浮上。3回目のポイント周回でも2点を獲得し、得点差を徐々に広げていきました。レース中盤はイタリア・オーストリア・ドイツの選手が逃げを決めて、集団内でパワーを回復させて終盤に備えていました。そしてラスト12周回でアタックして、11回目のポイント周回を1位で通過。5点を獲得することに成功してゴール勝負に。ラスト2周で再度アタック。渾身の力でペダルを回し続けましたが最終ストレートで集団に捕まり、ポイントを獲得できませんでしたがそれまでに獲得してきたポイントにより、総合6位という最終順位となりました。

レース後、上野は「エリミネーションで不甲斐ない走りをしてしまった。順当な点数を稼ぐことができれば表彰台争いをすることができたと思っています。ですが、この順位が今の私自身の実力だと思うのでウィークポイントを克服し更に強くなって世界の舞台で戦いたい」と意欲を燃やしました。

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    photo by 6 Giorni delle Rose 2016:序盤から単独で逃げを試みる上野。

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    photo by 6 Giorni delle Rose 2016:戦況を見つめる。

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    photo by 6 Giorni delle Rose 2016:集団の前方に位置する。

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